10月31日(金)~1泊2日で、福岡・筑後方面へ修学旅行に行ってきました。子供達は、この日を楽しみに車中や見学時のルール確認、入浴やビュッフェの練習等事前学習に取り組んできました。
他の学年の友達や先生達に見送られる中、元気に出発しました。車中では、車窓からの風景を眺めたり、おしゃべりをしたりしながら目的地までのバスの旅を楽しんでいました。また、「海だぁ!」「船が見えるよ。」「飛行機も!」と、普段の学校生活では見ることのできない景色を喜ぶ声も賑やかに聞こえていました。 最初の目的地『チームラボフォレスト』では、プロジェクションマッピングの技術を駆使した立体的な空間で身体を動かしたり、鮮やかな光の世界で森の中を疑似体験したりしました。子供達が思い思いに色塗りをしたチョウチョやトカゲ等が、森の中に登場すると「あー○○くんの!」「あっ、ぼくの!」と目を輝かせていました。
ビュッフェスタイルの昼食の後には『太宰府天満宮』へ。多くの参拝客の中、事前学習で学んだ通りクラスごとに整列しての移動やお参り体験をし、自分や家族へのお土産を買うことができました。土産店では、事前に決めていたお菓子を探す姿や気に入った商品を手に教師と計算をしながら買い物をする姿が見られました。
宿泊先は、筑後川温泉にあるお宿『ふくせんか』です。入館式では、代表の児童が挨拶を行いました。何よりも皆が楽しみにしていた入浴タイムは、大浴場や貸切風呂で温泉を満喫。友達と背中を流し合う姿もありました。 夜は、日中の活動の疲れからすぐに眠る子、楽しい余りになかなか寝付けない子と様々でしたが、皆元気な姿で2日目もスタートしました。2日目の活動は『小石原焼伝統産業会館』での手び練り体験です。目の前に準備された陶土を手で捏ねたり、丸めたりしながらお皿や茶碗、湯呑の形を作っていきました。個性豊かな作品の焼き上がりは、もう少し先になりますが、修学旅行の良き思い出の品となることでしょう。
2日目はあいにくの雨空でしたが、子供達の表情は雨を吹き飛ばす笑顔ではじけていました。帰校後の解散式での代表者挨拶では、楽しかった思い出を語るとともに、旅行へ行かせてくれた家族への感謝の気持ちも述べられました。沢山の体験が、大きな成長へとつながった旅になったと感じた瞬間でした。