
本校は今年度、人権擁護委員会の方々と「人権の花運動」に取り組んできました。
5月に小学部5・6年生を中心に種まきをしました。子供たちは、人権擁護委員会の方々に手伝っていただきながら小さなひまわりの種を準備していたポットに大事にまきました。


それから水やりをしたり育った苗を畑に植え替えたりしながら、ひまわりの成長を楽しみにしていました。7月には大きくてきれいな花を咲かせることができました。


残念ながら今年の夏の酷暑に耐えられず、種をとることはできませんでした。そのことを人権擁護委員会の方に相談したところ、稲築西義務教育学校(3年生)と嘉穂総合高等学校からひまわりの種を分けていただくことができました。


12月4日に小学部や重複学級の子供たち約120名でひまわりの種をとばしました。お天気にも恵まれて、人権擁護委員会の方々や『人KEN(じんけん)まもるくん』と一緒にひまわりの種を付けた風船をとばしました。赤、青、緑など色とりどりの風船が空高く飛んでいくのを見て、「わー、きれい!」「たくさんのひまわりの花がさきますように」という声があがりました。


今回の取組を通して子供たちは、改めて自分のことや身の回りの人のことを大切に思う気持ちや「ありがとう」の感謝の言葉を表す大切さなどをたくさんのことを学ぶことができたと思います。ひまわりの種をプレゼントしてくださった稲築西義務教育学校と嘉穂総合高等学校のみなさんありがとうございました。